音声プラットフォームVoicyでの放送第4回です。
【サマリー】
2023年、子育てをしながら40万文字(8作品)の書籍を書きました。
この放送では、いかにしてChatGPTを使いこなし、忙しい中でも大量の文章を効率的に書くことができたかを紹介します。
この方法は、プレゼンやレポート作成などの仕事にも応用できます。
その具体的なテクニックと、それがどのように日常の仕事に役立つかを共有します。
・1.執筆のChatGPT活用術
・2.企画のChatGPT活用術
・3.マーケティングのChatGPT活用術
・アフタートーク:家族が復旧しました 笑
以下の要約はClaudeを使って作成しました。
第1章 執筆
1-1 自分で書く→ChatGPTで校正
限られた時間の中で効率的に原稿を書くために、AIをフルに活用しています。ChatGPTに完全に頼っているのではなく、自分で書いた文章をChatGPTに校正させたり、正しい文章に直させたりしています。スピードが最優先で、読みづらい文章でも先へ先へと書き進め、後からChatGPTに整えさせるという方法を取っています。振り返ったり直したりすると時間がかかるため、振り返らずに書き続けることを心がけています。この方法の方が結果として速くアウトプットを作成できることが分かっています。
1-2 音声文字起こし→ChatGPTで校正
運転中や隙間時間にスマホで音声を録音し、それをAIの文字起こし機能を使ってテキスト化します。その文字起こしされたテキストをさらにChatGPTにかけて校正、文章化させるという方法もよく用います。これにより細切れの時間も有意義に活用できます。文章が読みづらくても気にせず喋り、後から綺麗にしてもらうことを重視しています。
第2章 企画
2-1 読者の悩みや問題をChatGPTとブレスト
書籍や電子書籍を売れるものにするには、ターゲット読者の悩みや問題を解決する内容が必要です。そのためChatGPTと対話しながら、読者がどのような場面でどのような問題を感じているのかを掘り下げて洗い出します。読者の日常生活や業務のシーンで、どのようなパターンでストレスを感じているのか、効率化したいことは何か、そうした点をChatGPTとブレーンストーミングを行いながら明確化していきます。それに基づいて、本のテーマ設定や読者への訴求ポイントを定めることが大切です。
2-2 発売前にタイトル変更した例
当初のタイトルは、「ChatGPT 最新機能を使い倒すAI仕事術」で、自分の伝えたい内容を前面に出した名付け方でした。しかし発売直前に、読者が本当に何を求めているのかを再考し、タイトルを「ChatGPT パソコン仕事を丸投げする自動化術」に変更しました。すると想定外の支持を得ることができ、人気の書籍になりました。読者目線でのタイトル選定が成功した好例です。
第3章 マーケティング
3-1 まえがきをChatGPTと考える
前書きは販売用のセールスレターと同じ役割があります。読者の悩みに応える本であることをアピールした上で、提供する解決策や内容の概要を示すことが必要不可欠です。その前書きの原稿をChatGPTと対話しながら組み立てていることがしばしばあります。読者の立場に立ち、本書がどのような問題解決に役立つのかをわかりやすく伝える文章を心がけています。考えを整理して、商業的なセールスレターのような前書きを制作したい時は、ChatGPTにアイデア出しを依頼したり助言を求めたりしています。
3-2 本のキービジュアルを画像生成
本の内容をイメージしやすくする効果が高い表紙イラストは、読者の記憶に残るポイントです。そこでキービジュアルの制作にAI画像生成機能を活用することがあります。例えば最近発売した「Python in Excel仕事術」という電子書籍では、Pythonを使いこなして得意げに仕事を進める女性のイラストを生成しました。このように、伝えたいメッセージを象徴的に表したイラストは、読者への訴求力が高いことから、積極的に画像生成AIを利用しています。表紙はもちろんのこと、章頭イラストなどにも応用している好事例です。
まとめ
限られた時間の中で書籍執筆を進めるにあたり、自分で原稿を書き出すことを優先し、音声文字起こしもよく活用した後、ChatGPTに文章を整えてもらうことで効率的な執筆が可能です。
さらに企画・構成の検討からマーケティング対応まで、ChatGPTとの対話を通じてアイデア出しを行ったり客観的な視点を得たりと、執筆プロセスの各段階でAIを最大限に活用しています。
読者の悩みや問題に応える題材選定や、前書きのセールスレター的位置づけ、表紙のキービジュアル制作などをChatGPTと相談しながら進めることで、実際に読者に支持される書籍を効率的かつ効果的に作成することができています。時間に限りがある中で、AIを最大限パートナーとして活用する方法が成果につながっています。