音声プラットフォームVoicyでの放送第3回です。

以下の要約はClaudeを使って作成しました。

第1章 ChatGPTとCopilotの位置づけ

最近、ChatGPTに関するアンケートをYoutubeとTwitterで100名以上の方に取りました。すると、実に半数以上の方がChatGPTの使い方や使い道がわからない、仕事での役立つ事例が足りないという回答でした。
一方私自身は、ChatGPT関連の書籍を6冊執筆するなどヘビーユーザーで、日常や仕事でChatGPTなしでは成り立たないほど使い倒しています。
そこで、ChatGPTの無料版で満足できない方に、まずマイクロソフトのCopilotをおすすめしています。これはGPT-4というChatGPTと同じAIモデルを利用した性能の高いツールで、しかも無料で利用できます。
 
要約すると、ChatGPT 3.5 < Copilot < ChatGPT 4という位置づけです。Edge CopilotやWindows CopilotとしてCopilotを利用することをおすすめします。
 
 

第2章 Copilotの機能

web検索
Copilotは検索エンジンと連携しているので、質問や命令するとウェブから関連情報を検索してきます。その際、引用元のページも明示してくれるので、信頼できる情報源からの回答が得られます。
 
web要約
ウェブページを表示した状態で、Copilotに要約を依頼することができます。表示しているページの内容を簡潔に要約文で提供してくれるので、効率よく情報を把握できます。
 
PDF要約
行政機関の発行するPDFレポートなど、分量の多い文書も読み込んで要約してくれます。どのページにどのような情報が書かれているのかを教えてくれるので、文書の概要をつかむのに便利です。
 
YouTube要約
YouTube動画をブラウザで視聴しながら、Copilotに要約を依頼できます。動画の内容を文字起こししたうえで、ポイントを整理した要約が得られるので効率的です。
 
画像や音声入力(マルチモーダル)
Copilotではテキスト入力だけでなく、画像や音声も入力できます。画像認識と音声認識の技術を使い、マルチモーダルな対話が可能です。
 
画像生成
Copilotはビジネスシーンで必要とされる画像の自動生成ができます。提示するだけで好みの画像が出力されるので、作業効率化に役立ちます。
 
プラグイン
旅行やショッピング関連の外部サイトと連携し、そこから得られる情報をCopilotの回答に活用できるプラグイン機能があります。
 
 
 

第3章 Copilotの今後の期待

 
Copilotには、以下のような発展が期待できます。
 
OfficeやExcelへの導入
現在、Copilotは大企業の一部でオフィスソフトに組み込まれている段階です。まだ一般公開されていないためコストも不明ですが、Excelの中にCopilotが常駐し、データ分析や将来予測などを支援してくれるようになることが期待されます。これが一般ユーザーにも広がっていけば、オフィスワークの効率化に大きく役立つでしょう。
 
コード実行機能
Copilotにコード実行機能が追加される予定です。これはChatGPT有料版にもある機能で、Pythonなどでコードを生成・実行して結果を出力してくれます。性能次第ですが、ChatGPT有料版に迫る可能性があります。
 
 
 

第4章 CopilotとChatGPT 4(有料版)の違い

 
会話力の差
Copilotとの会話では、人間側が文脈をすべて説明しないとスムーズな応答ができません。一方ChatGPT 4の有料版は、短い質問でも人間の意図を汲み取り先回りした応答ができるため、非常にストレスなく会話が可能です。Copilotのほうが遥かに操作感にストレスを感じます。
 
解釈能力の差
CopilotとChatGPT 4の有料版は、ともにGPT-4を利用していますが、細かいニュアンスの変化を捉える解釈能力には差があります。例えばある概念に対する説明を求め、その中の一部キーワードを指定して再説明を求める場合、ChatGPT 4のほうが人間の意図を正しく理解し、的確な回答が得られる傾向にあります。
 
このように、会話力と解釈能力の2点で、ChatGPT 4有料版の方が上回っていると言えます。
 
 
 

第5章 ChatGPT 4の機能

 
ChatGPT有料版には以下の機能があり、Copilot以上のことができます。
 
文章理解・生成能力の高さ
ChatGPT有料版は短い質問に対しても的確に理解し、人間の意図を汲み取った適切な回答が得られます。生成される文章のクオリティも高く、極めて高い文章理解能力と生成能力があると言えます。
 
コード実行機能
チャット上でPythonなどのコーディングを実行し、結果を出力してくれる機能です。この「コードインタープリター」と呼ばれる機能は有料版の大きな魅力の1つです。様々なデータ処理が可能になります。
 
カスタムGPTsの作成
「GPTs」という有料版ならではの機能で、ユーザーごとにカスタマイズした自分専用のAIを作成できます。特定分野の質疑応答や、簡単なコマンドで頻出業務を自動化するなど、用途は多岐にわたります。
 
音声会話機能
テキスト入力に加え、音声入力での会話もサポートされています。音声認識と音声合成の技術を使い、自然な会話体験が実現できています。
 
このようにChatGPT有料版には、強力な機能が多数搭載されています。